交響曲第7番ホ長調

ブロムシュテット&ゲヴァントハウス管
ザンデルリンク&シュトゥットガルト放送響
チェリビダッケ&ミュンヘン・フィル(85)
マタチッチ&チェコ・フィル
ヴァント&北ドイツ放送響(99)
ザンデルリンク&バイエルン放送響
デルフス&ミルウォーキー響
ベーム&バイエルン放送響
チェリビダッケ&ミュンヘン・フィル(89)
ボッシュ&アーヘン響
ライトナー&ハーグ・フィル
ヨッフム&コンセルトヘボウ管(86)
ヴァント&北ドイツ放送響(92)
ヘレヴェッヘ&シャンゼリゼ管
ヨッフム&フランス国立管
ブロムシュテット&シュターツカペレ・ドレスデン→First choice
チェリビダッケ&シュトゥットガルト放送響
ティントナー&ロイヤル・スコティッシュ管
インバル&フランクフルト放送響
シューリヒト&ハーグ・フィル
シャイー&ベルリン放送響(西)
グシュルバウアー&ストラスブール・フィル
ゴレンシュタイン&ロシア国立アカデミー響
ロスバウト&南西ドイツ放送響
ヨッフム&ベルリン・フィル
シュミット=イッセルシュテット&北ドイツ放送響
マタチッチ&スロヴェニア・フィル
スウィトナー&シュターツカペレ・ベルリン
ベルティーニ&ケルン放送響
マズア&ニューヨーク・フィル
ケーゲル&ライプツィヒ放送響(71)
アバド&ウィーン・フィル
ヨッフム&コンセルトヘボウ管(70)
ワルター&コロンビア響
シューリヒト&ベルリン・フィル
シューリヒト&シュトゥットガルト放送響
カラヤン&ベルリン・フィル(75)
ショルティ&ウィーン・フィル
ギーレン&南西ドイツ放送響
ボルトン&モーツァルテウム管
グッドール&BBC響
小澤&サイトウ・キネン
バレンボイム&シカゴ響
ヨッフム&シュターツカペレ・ドレスデン
シューリヒト&デンマーク放送響
シノーポリ&シュターツカペレ・ドレスデン
スタインバーグ&ピッツバーグ響
マゼール&ベルリン・フィル
アイヒホルン&リンツ・ブルックナー管
フォンク&セントルイス響
ベーム&ウィーン・フィル(76/09/26)
C・デイヴィス&バイエルン放送響
ショルティ&シカゴ響
ロジェストヴェンスキー&ソヴィエト国立文化省響
スクロヴァチェフスキ&NHK響
ダヴァロス&フィルハーモニア管
チェリビダッケ&ミュンヘン・フィル(94)
朝比奈&大阪フィル(92)
レーグナー&ベルリン放送響(東)
上岡&ヴッパータール響
チェリビダッケ&ベルリン・フィル
ベーム&ウィーン・フィル(76/09/29)
ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル
ヴァント&ケルン放送響
スクロヴァチェフスキ&ザールブリュッケン放送響
ケーゲル&ライプツィヒ放送響(61)
ハイティンク&シカゴ響
ワルター&ニューヨーク・フィル
ハイティンク&コンセルトヘボウ管(78)
朝比奈&大阪フィル(01)
ロペス=コボス&シンシナティ響
クナッパーツブッシュ&ケルン放送響
シューリヒト&北ドイツ放送響
フルトヴェングラー&ベルリン・フィル(49)
ベーム&ウィーン・フィル(76/09/26)
クナッパーツブッシュ&ウィーン・フィル
フランツ&フィルハーモニー・デア・ナツィオネン
カラヤン&ウィーン・フィル
ハイティンク&コンセルトヘボウ管(66)
アーノンクール&ウィーン・フィル
ドホナーニ&クリーヴランド管
ヴァント&ベルリン・フィル
ラトル&バーミンガム市響
アーベントロート&ライプツィヒ放送響
ウェルザー=メスト&ロンドン・フィル
テンシュテット&ロンドン・フィル
マタチッチ&ウィーン響
ジュリーニ&フィルハーモニア管
コンヴィチュニー&ゲヴァントハウス管
ジュリーニ&ウィーン・フィル
フルトヴェングラー&ベルリン・フィル(51)
朝比奈&大阪フィル(83)
オーマンディ&フィラデルフィア管
朝比奈&大阪フィル(75)
ヨッフム&ウィーン・フィル
クレンペラー&フィルハーモニア管
ジュリーニ&ベルリン・フィル
カラヤン&ベルリン・フィル(71)

(番外)
トスカニーニ&ニューヨーク交響楽協会響(MP3ファイルのダウンロード)
リノス・アンサンブル(室内楽版)

> 7番には長い間これといったベスト盤が見つからず困っていました。カラヤ
> ンの3種の正規盤もイマイチで、チェリのAudior盤(AUD-7009/7010)も
> 私には合いませんでした。とりあえずヴァント&NDRの92年盤(BMG)が
> 1位でしたが、ボクシングに喩えると王座空位でのランキング1位、コンクー
> ルでは優勝なしの2位という状態が続いていました。しかし、今年になって
> 遂にベスト盤が見つかりました。ザンデルリンク盤の座は当分揺るがないよ
> うに思えます。一方、マタチッチ&チェコ・フィル盤は宇野推薦盤だからで
> はなく、渡辺和彦氏が推していたので買いましたが、これもかなり気に入り
> ました。次点です。

 その後もトップ3を蹴落とすような名演には出会えていない。チェリビダッケの海賊盤メーカーとしては老舗であるAUDIORおよびMETEORから出ている85年の別演奏が非常に評価が高いようだが、入手には成功していない。ファースト・チョイスには4番と同じくブロムシュテット盤。何せこれほどの名盤が1000円で手に入るのだから。同じDENONクレストシリーズにはマタチッチ&チェコ・フィル盤があり、私の評価もそちらの方が高い。なにゆえに外したか。最初にハース版 or ノヴァーク版のどちらを聴くかがその後にかなり影響すると思ったからである。最初にノヴァーク版を聴くと、打楽器のないハース版のアダージョはやや物足りなく感じる(最初にカラヤン75年盤を買った私のケース)。一方、ハース版に慣れてしまっていると、「うぬう、何なのだ、この騒がしさは! ええい、馬鹿どもに打楽器を与えるな」と立腹してしまうかもしれない。ゆえに、「折衷案」といえるティンパニのみ採用のブロムシュテット盤を挙げる。よく考えるとインバル盤でもいいんだよね。やっぱり安いし、演奏もいいし。

2005年4月追記:その後入手したベーム&BRSO盤が初登場で3位に食い込んだ(現在は4位)。今月入手したチェリ&MPO85年盤(METEOR)はとりあえず2位に置いたが、ザンデルリンク盤の評価次第ではトップ入れ替わりの可能性もある(9月追記:結局そのまま)。
2007年7月追記:7番としては当サイト公開以来初めての首位交替となった。

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