エリアフ・インバル

交響曲第00番ヘ短調
交響曲第0番ニ短調
交響曲第1番ハ短調
交響曲第2番ハ短調
交響曲第3番ニ短調「ワーグナー」
交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」
交響曲第5番変ロ長調
交響曲第6番イ長調
交響曲第7番ホ長調
交響曲第8番ハ短調
交響曲第9番ニ短調
(全てフランクフルト放送交響楽団)

 最初の4人を終えるまでが最初の山だと思っていたが、何とか越えることができた。(ヨッフムのページの出来映えはあまり芳しくないが・・・・)これで全所有ディスクの1/4強を終えたことになる。
 夏休みということで、2004年9月公開分(執筆は8月)についてはラクをさせてもらいたいと思う。今月 はこのインバルとスクロヴァチェフスキに取りかかる。「ラク」と書いたのは、私が彼らの全集盤しか持っておらず、そのうち3〜9番のみについて(つまり7×2=14種類)ディスク評を書けばよいからである。(私が封印しているCD-Rは別として、インバルは海賊盤でも異演奏は発売されていないようだ。ミスターSについては、4番にハレ管、9番にミネソタ響との正規盤が存在するようだが、今のところそれらに手を出す気は全く起きない。)つまり1曲1種類ゆえ聴き比べの必要が生じない。ディスクをこまめに交換しての比較は面倒なものである。ただし、当該ディスクに専念できるのは諸刃の剣といえるかもしれない。「○年盤と比べると」で字数稼ぎができないからだ。
 さて、インバルについては最初から全集を購入するつもりはまるでなかった。初稿使用の348番のみで十分だと思っていたのだが、何となしに全部揃えてしまったのである。とはいえ、私は彼の初稿演奏盤には全く満足していない。 それらについては各ページでイチャモンを付けることになるだろう。そこそこ気に入ったのはそれら以外、つまり「まっとうな」版を使用した曲だけである。

おまけ(ディスク評作成を終えて)
 各ディスクのページを読んでもらえばわかると思うが、私はスクロヴァチェフスキおよびインバルを「ブルックナー指揮者」としてはそれほど高く評価していない。であるから、ディスク評も手を抜いてテキトーに作成するつもりだった。ところが、いったん手を着けてみると、どのページも(ほとんどはどーでもいい内容だが)そこそこの字数になってしまった。しかも今月(8月)は衝動買いによってチェリ3種、カラヤン1種、ヨッフム2種を新たに加えてしまったため、それらのディスク評作成にもそれなりの時間とエネルギーを費やす羽目に陥った。とても「ラクをする」どころではない。来年2〜3月のナミビア出張期間は更新がストップするのが確実であるから、それまでに少しでも貯金を作っておこうと考えていたのだが、これではまるで利払いに追われる債務者のようである。これほどシンドイとは思っていなかった。この先続けていけるのか不安を感じ始めたところである。おそらく来年春に執筆することになる朝比奈あるいはロジェストヴェンスキーあたりが第二の峠となるだろう。

戻る