自転車のページ(2005年10月11日記)

 自転車のページについては、表サイト(IZMIZM)にある琵琶湖一周、
 および職場の2002年紹介ページに載せた峠越え(その他)でしばらく
 ごまかすことにする。

このように逃げを打ってきたのであるが、これまで「峠越え」のページ下に「追記」としてダラダラ書き加えてきた分によって1ページのボリュームが相当なものになったので、以下のように自転車のページの構成を組み替えることにした。ところで、一昨日4つの「○○峠」「○○越」が加わっても私が踏破した数は未だ三桁には達しない。間もなく1500に届かんとする「峠の神様」(←私が勝手にそう呼んでるだけだが)ことN氏が如何に凄いかが解ろうというものだ。もちろん張り合う気など更々ない。

琵琶湖一周のためのミニ・アドバイス
県境峠越え(職場の自己紹介ページ2002年掲載分を再利用)
2004年走行記録
2005年走行記録
2006年走行記録
2007年走行記録
2008年走行記録

2006年12月28日追記
 これまで当サイトの自転車関係ページのURLに用いていた "chali" を本日から全て "velo" に改めることにした。自転車を「チャリ」と呼ぶことに対し、上記岐阜のNさんがいたく気分を害されているためである。(これまで私自身はハングル語の「チャジョンゴ」に由来するとして深く考えてこなかったのであるが、どうやら一部地域では「チャリ」が「窃盗」の意味で使われているためイメージがよろしくないらしい。)当方としてはもちろん他意はないし、指揮者チェリビダッケ(Celibidache)の愛称「チェリ」にも引っ掛けているということで結構気に入っていたのだが、最近ご自身のサイトに「チャリはダメ」というコーナーまで設けられているのを目にしては、さすがに放っておけなくなった。どんな些細なことでもネット知人に不快感を与えるような可能性は速やかに排除しなくてはいけない。ましてや相手は「峠の神様」である。その逆鱗に触れるような真似は絶対に慎まねばなるまい。仏語 "velo" は本来なら "e" の上にアクサン・テギュを付ける必要があるし(URLでは対応不能)、何となくアニメの妖怪人間を彷彿させるのも気にならないではないが仕方ない。その分国際性(?)はアップしたから良しとしよう。
 ちなみに、先述したコーナー設立の切っ掛けとなったBBSでのやり取りが掲載されているが、「チャリダー」という呼称を普及すべくネット上で活動を繰り広げていた人物が協力を求めてきたことが事の起こりのようだ。以前から腹に据えかねていたNさんは当然ながら突っぱねたのだが、それがいたく癇に障ったらしく、偏狭だの何だのと言いがかりを付けてきた。いわゆる「逆ギレ」というヤツである。この手の乱入者がズカズカと土足で上がり込んでくれば泥仕合の様相を呈するのは目に見えている。だが私に言わせればたった一言で終わりである。

 「チャリダー」などという言葉に疑問を感じないとしたら何かが狂っている。

「乗る」という意味の「ライド」(ride)という動詞があって初めて名詞「ライダー」(rider)が成立するのである(蛇足だが "bike" → "biker" も同じ)。この世(英語圏に限らない)のどこに "charide"(「チャリド」または「チャライド」)という動詞が存在するというのか? あるいは名詞からさらに派生して「○○する人」という単語を作ることも可能だが、その場合の語尾は "〜ist" である。ゆえに「サイクル」(cycle)に対応する単語は「サイクリスト」(cyclist)であって、決して「サイクラー」(cycler)にはならないのだ(註1)。新語を造るにしても守るべき最低限のルールはあるはず。こんなデタラメは却下!(註2)
 こんな回りくどい説明以前に「チャリダー」の語感の汚さはどうだ。私には到底耐えられない。英語が赤点だったのならしょうがないが、"〜er" で終わる単語にどのようなものがあったか、それらがどのように自分の耳に響いたかを思い浮かべてみれば、「チャリダー」の醜悪さは自ずと明らかなはずだ。これに違和感を覚え(られ)ないような人間の言語感覚および美的感覚は正直言って幼稚(小学生レベル)だと思う。仲間内で勝手に使っているだけならまだしも、こんな噴飯ものを本気で広めようとしているのだから「お前さんらホンマ大丈夫かいな?」と言いたくなってしまう(註3)。それどころか、ハッキリと拒否の意思を示された「神様」にまで執拗に食い下がったのだから呆れて言葉もない。そんな失礼千万の輩には罰が当たって然るべきだ。

註1:と勢いで書いたはよいが、念のためと思い小学館のランダムハウス英和大辞典を引いてみたところ "cycler" も載っていた。つまり "bike" と同じく "cycle" も名詞のみならず動詞でも使われると遅まきながら知ったという次第。まあ何にしても本筋とは直接関係ないが・・・・ちなみに "bikist" もネットで検索すると少数ながら出てくる。

註2:そこで私は「どうせなら『チャリスト』(chalist) はどうか?」と代替案を提出した。もちろん「チェリスト」を捩ったものであるが、日本語とのチャンポンながら "cello" → "cellist" と同様に派生語としての整合性はちゃんと保っており、「チャリダー」に対する優位性は全く動かしようがない。ところが、その際には誰からも相手にされなかったし、今に至るまで同調者は現れていない。とても残念なことである。

註3:これも後になって気が付いたが「チャライダー」は十分アリだと思う。「自転車乗り」を表す単語として相応しいかは別として、その成り立ち自体には無理がないため響きに現実味が感じられるから。ただし、その場合は「チャ(ル)ライダー」と「ラ」を巻き舌気味に発音する方が望ましいような気がする。西語の「お喋りする」という意味の動詞 "charlar" と何かの合成語などと説明されたら納得してしまうかもしれない。

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