2004年走行記録

4月某日(忘れた)
 五僧峠に至る道は滋賀県側は完成しているが、岐阜県側は相変わらず工事中である。黒河越(黒河峠に同じ)は2002年の夏に行った(補足を参照)。粟柄河内谷林道については、2003年5月に通行したという人のレポートがネット上に出ていた。粟柄越は滋賀県側、福井県側とも登山道が整備されているようであるから、粟柄河内谷林道とセットにした周回コースを通ってみようと思っている。また、その近くには近江坂という非常に長い道のりの県境越えルート(登山道)があるが、走行記録を読んだら私にはとても自信が持てなかったのでたぶん行かない。若狭街道(今津町〜福井県上中町、国道303号線)は昨年途中まで行ったが、水坂峠道から鯖街道(国道367号線)に入ってしまった。(昨夏は鯖街道利用の変則的北湖一周を走った。とても面白かった。がメチャ疲れた。)今年も県境近くまでは行く予定であるが、寒風林道→寒風麻生林道経由で朽木村に入るのが目的なので福井には出ないと思う。(いったん出てしまったら違うルートで戻ってくるのが大変だ。)今年は湖西をターゲットにしようと思っているのだが、長浜の対岸だけに行くまでに時間を喰ってしまい日帰りだとあまり回れない。そろそろ輪行も考えないといけないのかもしれない。

黒河越(黒河峠)について補足(なお「黒河」は「くろこ」と読むらしい)
 湖北の4大トンネルを通って国道303号線と国道161号線との交差点(野口)に出たら右折。しばらく北上し、県道533号線との交差点(在原口)を左折して在原に向かう。集落を過ぎ、やや急な坂をしばらく下ったところに林道入口があった。(なお、林道名は「白谷黒河林道」よりも「黒河マキノ林道」の方が通りが良いようなので、今後はそちらを使う。)滋賀県側は急坂ウネウネなので押し、福井県側は直線的な緩傾斜だったので、川沿いをゆーっくりと下った。ともに完全ダートだった。路面状態は良好。特に福井県側は砂利を敷くなどよく整備されていた。この林道は険しい道はさほどなく、通行可能となっている場合が多いようである。なお、在原までは峠といってもいいほどの上りがあるので、野口交差点を左折し小荒路から(追坂峠を下りてしまわないよう注意)白谷経由で向かっても良い。(未走だが、その方がはるかにラクだと思う。)ただし、在原業平ゆかりの地(業平が晩年を過ごし、彼の墓や関連施設がある)である在原は、高原にひょこり出現したような萱葺き民家の集落で非常に雰囲気が良い。同じく私が密かに(勝手に)「空中都市」(←マチュピチュかい?)と名付けている伊吹町甲津原と並んで好きな所である。

5月4日
 昨日4度目の琵琶湖一周を走った。(本当は福井の山へ行く予定だったが、降水確率が40〜50%という微妙な値だったので途中で降られても何とかなりそうな琵琶湖一周にしたのである。結局滋賀も福井もほとんど降らなかった。どうしてくれる!)「自転車琵琶湖1日一周」ページに書いた「1A」(奥琵琶湖パークウェイと長命寺の旧道は回避)であるが、実は「ヘタレ一周」である。7時ちょうどに自宅を出発した。12時までに瀬田の唐橋に着ければよいと思っていたのだが、11時過ぎからあまりの空腹のためフラフラになって大幅にペースダウンしてしまった(註)。途中で糖分補給はしたのだが・・・・結局12時になっても近江大橋近くの膳所城跡公園までしか行けなかった。昼食を摂ったらめんどくさくなって近江大橋を渡ってしまった。帰宅は17時5分で10時間を切れなかったが、大津からはしばしば向かい風、横風に苦しめられたのでやむを得ないと思う。(「午後から南風」は大外れ、ここでもどうしてくれる!)2001年に「1B」を走ったときより約1時間長くかかってはいるが、加算される距離を考えたら当時より確実に走力はアップしていると思う。(なお、湖北の無歩道危険区間のうち藤ヶ崎トンネル以西では歩道の敷設工事が行われていた。山梨子〜飯浦にも歩道ができると非常にありがたいのだが、あそこは造ろうにも場所がないわな。)

註:空腹のため湖西の琵琶湖大橋以南の区間がものすごく長く感じたのは前回も同様であるが、さらに酷道161号線の心労(車に脅かされる)、浜大津からの歩道の段差(振動が腰に響く)と信号待ちの多さ(漕ぎ始めに力が要る)も原因であることが判った。湖東に渡ってからの自転車(&歩行者)レーンの走行がいかに楽に感じたことか!

9月24日
 昨日は粟柄越→粟柄河内谷林道を走った。メチャしんどかった。(トータル11時間、やはり長浜と湖西の往復は辛い。それだけで5時間かかってしまうから。)粟柄越はマキノスキー場から赤坂山登山道として整備されている。木の階段は押しには邪魔だが、それに文句を言うのは筋違いである。ピークから山頂まで近いので寄り道しても良い。琵琶湖が間近に見えて感動的である。(あるサイトでは日本海と誤記しているが、見えるわけないやろ!)福井県側は階段なし。前日の少雨で滑りやすく、下りは非常に恐かった。ここは福井から上って滋賀に下りるべきであろう。(福井県側の登り口には看板があり、最初に2メートルほど階段を上る。)何にせよ私がこれまで経験した中で最も厳しい県境越えだった。岐阜県春日村の古屋から笹又を経由し、伊吹山の1000メートル地点まで自転車を担いで登れる人(註)なら大丈夫だが、それ以外の人には薦められない。

註:笹又は廃村同然だが畑は残っており野菜が栽培されていた。除草等の管理も行き届いているという印象を受けた。そこから先の登り口が判らなかったので農作業中のおばちゃんに教えてもらったが、私が自転車を担いで登ると知って「嫌なこと言わんといて」と間接的に中止勧告を受けてしまった。確かに登りは相当きつく10メートル担いで息を付くの繰り返し、無茶と言われたらその通りである。ちなみに、その時は余力がなかったので向かい側の伊吹山登山道から下りるのは止め、ドライブウェイをそのまま下ってしまった。(本来は軽車両通行禁止です。スンマヘン。)だから滋賀県には藤川越で入っている。また、伏木貞三の名著「近江の峠」で紹介されていた上平寺越のことも知ってはいたが、下りる道が見つからなかったので諦めた。尤も地図で見ると、というより実際に眺めてもかなりの急傾斜だったので、無理に下りようとしていたらただでは済まなかったかもしれない。

 粟柄越登り口から林道折戸谷線(舗装)を下って粟柄河内谷林道に合流した。この林道は福井県側は完全舗装。きつい所は押したが、県境付近の上りは比較的緩やかでかなり乗ることができた。問題はそこからである。県境に分岐がある。ともに「通行止」の標識とともにチェーンで封鎖されていた。(「通行止」でも大抵の場合は自転車なら通れるので、私は気にせず入っていく。ただし、平日には工事現場で作業中のおっちゃんから怒鳴られたり、場合によっては引き返させられることにもなりかねないので注意されたし。)事前に地図を見て「ここで左に行ったら行き止まりだから絶対に右」と何度も念を押していたにもかかわらず、魅入られたように入ってはいけない方に入ってしまった。それは建設中の運搬用道路であったのだ! 見たところそちらの方が整備が行き届いており、路面状態が良かったことが錯覚を招いた原因である。疲労で判断力もかなり鈍っていた。行き止まり地点で呆然自失。そこから大きな谷を挟んだ向かい側にピラデスト今津があるのは解っていたが、この崖を降りて登るのはさすがに無理だろうと思った。泣く泣く引き返す。(後に地図を見て、百瀬川沿いに谷を下っていけば水平距離にして1km足らずで川原谷を走る林道まで出られることに気が付いた。が、自転車携行でこれを敢行するのはいくら何でも無謀だろう。)行きは栗を食っていた猿の集団に威勢良く「オラオラどかんかい!」と叫んでいたが、帰りは嗤い者になっているようで恥ずかしく、そんな気は起きなかった。分岐点に戻って地図を開き、ようやく自分のアホさ加減に気が付いた。45分のロス。それ以上に体力の消耗が痛かった。こんな風に魔が差したのは、福井県今庄町の広野ダムに抜ける林道を通っていた時以来2度目である。通じているか定かでない道を進んだ場合や、道が解らなくて当てずっぽうで選んだ場合の行き止まり&引き返しは承知のことなので腹も立たないが、このような場合は精神的ダメージも大きい。(それにしても、滋賀県道路マップルにはこの運搬道に沿って青字でハッキリと「栗柄河内谷林道」と書いてあるが一体どういうことか! そもそもこの道は河内谷に付けられてはいないではないか。また前々文は決して私のミスタイプではない。この地図は「栗柄谷」「栗柄越」「栗柄河内谷林道」と誤植のオンパレードである。なぜか川だけ「粟柄谷川」なのが謎だが・・・・)気を取り直し正しい道を進んだが、そこからピークまでの上りがかなり険しかった。当然押し。下りもガタガタ道なので谷に下りるまでは自重して押した。途中に崩落が2箇所あったので通行止めは当然だろう。が、滋賀県側には標識もチェーンもなかった。強引に4輪で入った人間は泣きを見たのではないだろうか? 林道起点からは昨日私が通った箱館山経由(これが粟柄河内谷林道の本線?)に加え、ピラデスト今津経由(酒波谷林道)、石田川ダム経由(角川林道)という3つのルートで平地に降りられる。(昨日はマキノと箱館山という2つのスキー場を通った。これで今年は奥伊吹、今庄365に続いて4つ目である。それにしても雪のない時期にしかスキー場に行かない自分っていったい・・・・)このうち角川林道だけが連続下りである。(私が帰宅するには一番遠回りになるが。)
 滋賀県側から上れば福井の舗装道路を乗って下りる間に体力回復が図れるので、この林道を走りたいという方にはそちらを強くお薦めする。(昨日は最悪の選択ばかりしてしまった。)ちなみに、地図で見ると黒河マキノ林道と粟柄河内谷林道とは並行して走っているように見えるが、難易度はまるで違う。最高地点は前者が標高500メートル台なのに対し、後者は800メートル以上あり並の峠道よりははるかにキツイ。ということで、粟柄越と粟柄河内谷林道のセットはかなり無茶な企てだと思う。(私は粟柄越の担ぎ下りで膝を痛めてしまい、今は階段の上り下りが辛くて仕方がない。やはり無理は禁物である。)地元に住んでいる、あるいは登り口まで輪行するというなら何とかなるかもしれないが・・・・・黒河マキノ林道と粟柄河内谷林道という周回コースは可能。ただし、疲労度を考えたら黒河を後に回すべきだろう。(粟柄で福井に出て、黒河から滋賀に入る。)

 前後するが、8月14日に(上記の酒波谷林道と角川林道を通ってから)寒風林道と寒風麻生林道を走った。滋賀県全図では別の名で載っているが、寒風林道の入口に「林道寒風麻生線」とあったので、本当は1つの連続した林道なのかもしれない。なお、滋賀県道路マップルにはガソリンスタンドより西から林道が始まっているように描かれているが、これは誤りである。実際にはその東側に林道入口の看板が立っており、そこから橋を渡って林道に入らないといけない。(谷の西側を走る作業道は行き止まりなので注意!)寒風林道は全線ダートで最初はかなりキツイ。その後は傾斜がやや緩やかになるので乗ろうと思えば乗れる。椋川まで降りて寒風麻生林道に向かう。マップルでも国土地理院の1/25000図でもなぜか点線道なのだが実は完全舗装である。(予め役場に電話をかけて道路状況を訊いておいた。)上りも下りもそれなりに急である。なお、この日はどちらも通行止だったが、走行に支障となるような箇所は全く発見されなかった。
 来月11日は再度湖西に向かい、主に朽木方面(峰越林道→県道麻生古屋梅ノ木線→鵜川村井林道→入部谷越という、これまたとんでもないことになりそうなコース)を走る予定である。ただし、昨日の帰りのガス欠が身に滲みたので、道の駅(くつき新本陣)まで輪行することにした。当日の天気さえ良ければ下に書き足されるはずである。

10月11日
 上記のルートを今日予告通り走った。滋賀県北部の降水確率は20%/10%だったが、道の駅を出た時点で小雨がパラついていた。峰越林道の途中で本降りとなり全身ずぶ濡れになった。もっとも朽木村の半分は京都府に食い込んでいるので、参考にするなら京都府北部の予報(50%/20%)だったと思う。とはいえ、雨さえ止めば走っている内に乾いてしまうので、私は体や衣服が濡れることは大して気にしない。眼鏡が曇るのは困るが・・・・
 さて、地図からは読みとれなかったが実際に走ってみて最も厳しかったのがその峰越林道(完全舗装)だった。ピークに「大彦峠」という立札があったので、これは峠道である。キツイのは当然である。落石も多かった。なお、林道入口が判らなかったので集落のおっちゃんに訊いたところ、「恐(おと)ろしい道やぞ」という返事。何が恐ろしいかと尋ねたら熊だという。今年は台風で木の実が落ちてしまったためか、餌不足に陥った熊が民家に現れるという事件が全国的に多発している。昨日も伊吹町に出たというニュースを見ていたので、私も全く恐ろしくないわけではなかった。「音が出るもん何か持っとるか?」と逆に訊かれたが、「大丈夫です」と答えて林道に入った。実は何も持っていなかったが、私には声がある。犬の鳴き真似をしながら道を進んだ。(熊には出会わなかったが、途中で無数の猿と鵜川村井林道で鹿1匹を見た。)峰越林道を下り終え、県道に出る直前で工事中の別の林道に入ってしまった。が、この時は現場で作業員に尋ねて事なきを得た。(10分足らずのロスで済んだ。)県道麻生古屋梅ノ木線は快適な走り。能家集落を過ぎて、北川と針畑川の分水嶺までの上りは少し押したが、その後は基本的に下りなので全速力ですっ飛ばした。
 広域基幹林道、鵜川村井線の横谷トンネルまではなかなかに走り甲斐、いや押し甲斐があった。登りきってからが問題だった。「法面工事中により通行止」だったが、例によって気にせず進んだ。ところが通行止のためかトンネル内の照明が完全に消されていたのである。全長770メートルもあるトンネルの中が真っ暗だと相当に恐い。懐中電灯(←旧北陸本線跡のトンネル街道を走るときには必ず持っていく)が必要となる事態は想定していなかった。数十メートル進んだら何も見えなくなった。暗闇に目が慣れるといってもこれではどうしようもない。引き返そうかと思った。が、「行ける所まで行ってみよう」と決意し、左手でトンネル内壁をなぞりつつゆっくりと進んだ。しかし、私は運が良かった。そこから100メートルも行かない内に前方にほんのりと明かりが見えたのである。このトンネルはほぼまっすぐで、しかも西から入った場合は少し上ってから延々と下る。逆から入っていたらだんだんと暗くなり、出口付近まで前方は何も見えなかったところだ。もちろんスケールははるかに小さいけれども、宇宙飛行士が強烈なインパクトを受けるという「本当の暗黒」を私も数分間味わうことができた。収穫の終わった高島町畑集落の見事な棚田(全国の100選に入っている)を見ながら下りた。鹿ヶ瀬〜鵜川までの林道は、県別マップルでは村井〜畑間(完全舗装)よりも細い線で描かれているので、私はてっきりダートだと思い込んでいたが、これまた完全舗装だった。路面状態は県道麻生古屋梅ノ木線よりも格段に良い。「こんな所に立派な林道を付ける金があるんなら、あっちを何とかしろ!」と思いつつ上って下った。あの林道をありがたく思うのは私のようなサイクリストと二輪車乗りくらいであろう。(もっとも、後者はダートマニアが少なからぬ割合を占めており、「舗装されてしまった」と落胆するのだという。私は泥んこになる心配がないので舗装道路の方が断然ありがたい。)松茸を採っている人は、泥棒が入り込みやすくなって却って迷惑しているかもしれない。ちなみに、今日はこの林道の後半部の入口に「まつたけ山につき許可なく入山することを禁ず。無断で立ち入っているのを発見したら罰金」云々の立て札があったが、私は「山に入ったらアカンけど、道はいいんだろう」と思いそのまま進んだが、本当のところはどうなんだろう? 同じような見解を自転車関係のネット掲示板で見たことがあるが・・・・
 入部谷越は100メートル刻みの等高線を3本またぐ。4本の村井〜畑間よりもラクなはずである。ところが、実際にははるかに辛かった。前回の粟柄越で 痛めた左膝が悲鳴を上げたのである。(治ったと思っていたが甘かった。)途中で何度も休憩しながら、急坂でもなるべく乗るようにして何とかかんとか登り切った。(ここのトンネルも照明はないが、短いので問題はない。)これを書いている今も膝が痛くて仕方がない。平地の歩きは大丈夫だが階段の昇り降りが辛い。明日からしばらくは私の嫌いなエレベーターを使わなくてはならないだろう。毎週土曜の自転車通勤を除き、これが今年最後の遠乗りだったので助かった。が、来年春のシーズンイン(賤ヶ岳→山本山の尾根筋歩きが恒例行事)までに完治しなかったら非常に困る。
 最後に今回初めて試みた輪行について。行きは道の駅くつき新本陣まで1時間15分だったが、帰りは藤ヶ崎トンネルと賤ヶ岳トンネルの手前から渋滞に巻き込まれ、2時間近くかかってしまった。帰りが8号線の南行き(←北陸への行楽客が帰宅時に通る)になる場合、自動車による輪行は賢明なやり方とは言えないように思う。

10月30日
 近江鉄道&信楽高原鐵道が期間限定ながらフリーきっぷを発売していることを最近知った。1000円で1日乗り放題(子供半額)であるから、例えば最長区間の米原〜信楽の往復(2840円)などに利用すればメチャメチャお得である。しかも、自転車持ち込み可能なサイクルトレインまで走らせているということだ。思わず「エライ!」と叫んでしまった。(ただし持ち込み可能時間は9〜16時で、一部の駅からは持ち込めないらしい。)これを使えば行動範囲が一気に広がり、県南部の林道や峠道も走ることができる。さらには鈴鹿峠経由(国道1号線)で三重県に出て武平峠(国道477号線=鈴鹿スカイライン)で戻ってくるというコースも可能となる。(全て自走では遠すぎてさすがに日帰りは無理だったが、行きは水口まで、帰りは日野から輪行すれば楽勝である。) なお、これは夏休み期間(7/21〜8/31)および10月の、いずれも土日祝日限定なので、実は明日が今年最終日なのである。とはいえ、せっかく治まった左膝の痛みが再発したら元の木阿弥なので自粛する。来年度以降もこの嬉しい企画が継続されることを願っている。(来年2月には実施されるようだが、寒いのであまり出たくない。)
 なお、土曜の自転車通勤も今日でしばらくお休みとなる(毎年11〜2月まで封印)。日長時間の短縮もあるが、それ以上に帰りの向かい風が辛いためである。(そのクセ、腹の立つことに朝も南風で逆風なのだ。)既に今月後半から湖岸に高波が押し寄せるほど強烈な北風が吹いている。これが冬の到来と共に激しさを増すのだから堪ったものではない。(ちなみに琵琶湖付近では雪は水平に降る。)

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