クルト・アイヒホルン

交響曲第5番変ロ長調
 バイエルン放送交響楽団
 リンツ・ブルックナー管弦楽団

交響曲第6番イ長調
 リンツ・ブルックナー管弦楽団

交響曲第7番ホ長調
 リンツ・ブルックナー管弦楽団

交響曲第9番ニ短調
 リンツ・ブルックナー管弦楽団

 アイヒホルンという指揮者の存在を知ったのはブルックナー総合サイトだったか浅岡弘和のサイトだったか? (ちなみに浅岡は9番フィナーレの解釈を採り上げて「この表現だけでアイヒホルンのブルックナーは不滅であろう」と一応称賛はしているものの、「所詮ドイツの田舎の二流のオペラ、オペレッタ指揮者に過ぎない」「実績はさほどでもないくせに録音だけで巨匠に祭り上げられた」「思いこみの激しいプロデューサーが勝手に巨匠に祭り上げているだけ」といった「厳しい意見を持つブルックナー・ファンが多い」と述べているように、指揮者の実力は必ずしも評価していない。78番も彼によれば凡演で、29番も「使用楽譜の点で注目を集めただけであり、肝腎の彼の指揮自体は二の次だったようだ」とのことである。)
 とにかく、ディスコグラフィを見て「いくら愛着があるとはいえ『リンツ・ブルックナー管弦楽団』というオーケストラを作ってしまうとは何と大それた奴」などと勘違い(モーツァルテウム管もそうだが、長い歴史を持っているとは全然知らなかった)してしまったほどのアホであるから、アイヒホルンについては完全にノーマークだった。が、先述した浅岡のサイトでフィナーレの補筆完成版に興味を憶えたため、まずネットオークションで9番をゲット。その後上にあるように567番を入手した。8番はネット評もイマイチだったので買うつもりはないし、他指揮者による34番にはまるで食指が動かないため、ブルックナー管のブルックナーはこれで十分だと思っている。バイエルン放送響との5番は某掲示板にて極めて評判が良かったため、決して安くはなかったが海外通販から購入した。(結局焦って損した。)

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