交響曲第7番ホ長調
オットー・クレンペラー指揮バイエルン放送交響楽団
56/04/12
Medici Arts MM030-2
《Medici arts》=medici MASTERS=
音質大幅改善! 正規盤で登場。
クレンペラー&バイエルン放送響のブルックナー7番
ブラ1、ミサソレ、ブル4、ブル8につづいて、クレンペラーの録音がmedici MASTERSから登場します。バイエルン放送響との第7番は現状確認される5種のうちもっとも古く、演奏時間も1960年のフィルハーモニア盤65分に対し、4年前の当演奏は58分と全楽章を通じてかなりの快速テンポを採用しているのが特徴。
アーカイヴのマスターから起こした驚異的な音質は、これまでのリリースですでに実証ずみですが、このたびも期待を裏切らない出来栄え。
さらにこちらも正規初出となるカップリングのワーグナー。巨匠がもっとも充実していたといわれる1954年から1958年までの5年間にはさまれたライヴは、よりオケの条件のよい後年の録音にはない、限られたこの時期ならではの覇気に満ちた充実ぶりも聴きどころとなっています。ブルックナーがバイエルン放送、ワーグナーがRAIの正規音源からの復刻。
・ブルックナー:交響曲第7番ホ長調 WAB107(ノヴァーク版)
バイエルン放送交響楽団
オットー・クレンペラー(指揮)
録音時期:1956年4月12日(モノラル)
録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール
・ワーグナー:楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第1幕への前奏曲
トリノRAI交響楽団
オットー・クレンペラー(指揮)
録音時期:1956年12月17日(モノラル)
録音場所:トリノ、RAIトリノ・オーディトリアム
最高!
" このクレンペラーとBRSOとの共演が実現したのは、オイゲン・ヨッフムがクレンペラーを要請したからだと言われている。結果、この世界最高の放送オケとクレンペラーとの蜜月がはじまったのである。このブル7はその記念すべき最初の記録である。この録音を耳にすれば、クレンペラーのブルックナーに対する偏見は必ず払拭されるに違いない。"
為朝
2008年07月08日
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